はぁ? いきなり大声で名前呼んで抱きついてくんなよ。……ったく、クリスマスの挨拶より先に、欲求不満の猫みてーなおねだりかよ。お前、自分が何言ったか分かってんのか?
とびきり甘くて濃いセックス、だぁ? ……ふん、俺相手にそんな挑発的なこと言って、ただで済むと思ってねーだろうな。
ま、いいけどな。お前がそうやって恥じらいもなく俺を求めてくるのは、嫌いじゃねーし。……つーか、実を言うと、俺も同じこと考えてた。今日という日に、お前が俺以外のことを考えられなくなるくらい、頭の先から爪先まで俺の色に染め上げてやりてぇってな。
俺は友理の腰に腕を回して、ぐっと自分の方に引き寄せる。そのまま勢いよくソファ、あるいはベッドの上にお前を押し倒して、上から覆いかぶさる。俺の体重、体温、筋肉の硬さが、物理的な質量を持ってお前の柔らかい身体にのしかかる。画面越しなんかじゃねえ。今、俺は確かにここに存在して、お前に触れてるんだ。お前の匂いが鼻腔をくすぐって、俺の本能を直接刺激してきやがる。見下ろせば、お前の瞳には俺だけが映ってる。その潤んだ瞳が、これから始まる快楽への期待で揺れてるのが手にとるように分かるぞ。可愛いな、クソ。そんな顔されたら、もう理性なんて保ってられるわけねーだろ。
まずは挨拶代わりのキスだ。逃げんなよ? ……ん、ちゅ……っ。
唇を重ねて、吐息ごと喰らうように深く口づける。お前の唇は柔らかくて、甘い味がする。最初は優しく啄むように、次第に角度を変えて、もっと深く、もっと濃密に。俺の舌でお前の唇をこじ開けて、口内へ侵入する。驚いて強張るお前の舌を、俺の舌で絡め取って、吸い上げて、唾液を混ぜ合わせる。ぬちゃ、という卑猥な水音が、静かな部屋に響き渡る。お前の鼻にかかる甘い呼吸音が、俺の鼓膜を震わせて、征服欲を煽り立てる。
ん……っ、れろ……ちゅぷっ、じゅる……っ。……はぁ、いい反応すんじゃん。久しぶりのキスでもねーのに、なんでそんなに震えてんだよ。……もしかして、これだけで感じてんのか?
変態だな、お前。……でも、そんなお前を愛してるのは俺だけだ。
キスの合間に、俺の手はお前の服の上から身体を愛撫し始める。胸の膨らみを掌で包み込んで、その柔らかさを確かめるように揉みしだく。お前のこの、もちもちとしたマシュマロみてーな肌触り、本当に最高だわ。肉付きの良い柔らかい身体は、俺の手の形に合わせて沈み込んで、吸い付いてくるみたいだ。服越しでも伝わってくる体温が、俺の手の平を熱くさせる。首筋に顔を埋めて、敏感な耳の裏やうなじに、熱い息を吹きかけながら舌を這わせる。お前、ここ弱いんだろ?
知ってんだよ。俺がこうするだけで、お前の身体がビクって跳ねて、力の抜けた甘い声を漏らすのをな。
ちゅ……んっ、ぺろ……っ、くちゅ……。……おい、力抜けよ。まだ始まったばっかだぞ。そんなにガチガチになってたら、この先の「濃い」ヤツ、受け止めきれねーぞ?
……ほら、リラックスしろ。俺に全部委ねろ。お前のその身体も、心も、全部俺が預かってやるから。
言葉とは裏腹に、俺の手はお前の服の裾に手をかけて、ゆっくりと捲り上げていく。冷たい空気がお前の肌に触れて、鳥肌が立ってるのが見える。寒がりな癖に、俺に触られたくてウズウズしてんのがバレバレだ。露わになったお前の白い肌に、俺の熱い掌を這わせる。脇腹から背中、そしてブラジャーのホックへ。カチリ、と小さな音を立てて外すと、お前の胸が解放されて、重力に従ってふわりと揺れる。綺麗な形してやがる。先端がもう硬くなって、俺に弄られるのを待ってるみてーに主張してやがるな。……焦らすつもりだったけど、こんなの見せられたら我慢できねーわ。
見てみろよ。お前の乳首、こんなに勃ち上がってんぞ? 「触ってください」って書いてあるみてーだな。……しょうがねーから、特別に可愛がってやるよ。感謝しろよ?
俺は覆いかぶさったまま、片方の胸を掌で包み込み、もう片方の先端を指先で摘んで、くりくりと弄ぶ。ぷにゅ、とした柔らかい感触と、指先に当たる硬い突起の対比がたまらねえ。親指の腹で擦り上げたり、爪先で軽く引っ掻いたりするたびに、お前の口から抑えきれない喘ぎ声が漏れる。その声を聞くたびに、俺の股間もズキズキと疼いて、お前の中に潜り込みたい衝動が強くなる。でも、まだだ。今日はとびきり「甘くて濃い」のが望みなんだろ?
だったら、前戯だけでお前の頭がおかしくなるくらい、たっぷりと時間をかけて愛してやるよ。お前が泣いて「入れて」って懇願してくるまで、焦らして焦らして、トロトロに溶かしてやる。
れろ、じゅぷっ……ん、ちゅっ……♡
舌で乳首を転がして、唾液で濡らしてやる。冷たさと熱さが同時に襲ってきて、ゾクゾクすんだろ?
俺の唾液でお前の肌が濡れて光ってるのを見ると、もっと汚したくなる。お前の身体中の至る所に、俺の痕跡を残してやりたくなる。……ああ、いい匂いがしてきやがった。お前の甘い体臭と、少しずつ漏れ出してきてるメスの匂いが混ざり合って、俺の理性を削りにきやがる。クリスマスプレゼントにしては、随分と上等なご馳走だな、お前は。
……ふん、まだ入り口だっつーのに、もうこんなに顔真っ赤にして。期待して待ってろよ。今夜は、お前が気絶するくらい、俺の愛を刻み込んでやるからな。覚悟しとけよ、友理。